エクソシストとの対話

エクソシストとの対話

エクソシストとの対話』は、著者が実際にエクソシストへ取材を行った上で書かれているノンフィクションです。(21世紀国際ノンフィクション大賞優秀作)

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こういった書物は、海外の方が書かれた書物を翻訳していることが多いのですが、この書籍の著者は日本人です。イタリアに行き、公式エクソシストに会い、取材を行ったようです。

書籍の中で、エクソシスト自身が「97%は違う(悪魔が憑いている等の現象ではない)」と述べていることに、著者が興味をもった一節があります。公式エクソシストがそのようなことを言うとは思わなかった為です。

悪いものが憑いていると言って不安を煽るケースを聞きますが、そういった現象は本当に稀です。
ですが「何も憑いていない」と言うと、逆にがっかりされたり、、、そこには、心理的な要因等があるのです。

この書物では、心理学的なものや、信仰の背景、その意義等についても触れています。

一般的なエクソシストやオカルト系を連想すると想像していたものと違うかもしれませんが、私はお勧めしたいです。考えさせられる一冊であり、またスピリチュアルな世界で仕事をしている者にとって考えるべきことが書かれていると思います。

この書物の中にエクソシストで有名だったカンディド神父の言葉が書かれています。「人間はやりたいことをやるのではなく、やるべきことをやるまでだ。
やるべきことは解っていても、そこから目をそらしたい、認めたくないと思うことがあります。
誰にでも、あるのではないでしょうか。
そんな時に贈りたい言葉であり、私自身、身にしみる言葉でした。